こんにちは!磯瑞ひよりです。
いざ休職したり退職して失業中になって
「明日から職場へ行かなくていい」「仕事をしなくていい生活が始まる」となったら、
どう過ごすのが良いか?と迷うこともあると思います。
実際筆者がどう過ごしたか、何を考えていたか、
やってよかったこと/やっておけばよかったことをご紹介していきます。
回復に専念する
ストレスが原因で体調を崩した結果のお休みであれば、これは最優先されるべき事項だと思います。
回復に専念すると言っても、具体的にどう過ごすのが良いか考えていきましょう。
存分に睡眠をとる
十分な睡眠時間の確保って、平日8時間勤務していると意外と難しくないですか?
通勤時間が長いときは、余計にそうなってしまうと思います。
趣味の時間もちゃんと確保したいとなると、どうしても睡眠時間を削ることになりがちです。
そして疲労が蓄積されていき、少し休んだだけではHP満タンの状態には戻れなくなります。
そしてついに休職なり仕事辞めるなりの対処をしないとならないほど、限界になってしまうのです。
でも休職しているor無職であるという状態なら、外的要因で行動を制限されることはありません。
ひとまず体が求める分だけしっかりと睡眠を取りましょう。
今までよくがんばってきましたね。ゆっくり休んでください。
ここで若干生活リズムが崩れてしまっても良いと考えています。
筆者も比較的夜型の体質でしたし、以前の職場はお昼~夜が勤務時間だったので夜ふかしは日常的でした。
むしろ起きられなくて生活リズムが崩れることに罪悪感を抱いてストレスを溜めてしまうほうが、よっぽど非効率的です。
今後一生夜型というのは推奨できかねますが、心身が休息を求めているのに応えた結果、
一時的に夜型の生活になってしまった、という程度なら全然問題ないと思います。
生活リズムを少しずつ整える
心身が回復してきたら、できれば午前中には起床して日付が変わるくらいには布団に入るようなリズムは少しずつでも作っていきましょう。
圧倒的に体の軽さが違います。太陽の光は大切。
更に少しずつでも朝方に寄せていきたいのは、今後また就職したいと思った時に夜型からいきなり戻すのはかなりしんどいからです。
もちろん業界や職種によっては、夜型のままでも問題ない場合はあるかもしれませんが
求人情報を少し見るだけでもわかります。日勤の仕事がほとんどです。
日勤の仕事がほとんどということは、面接などもその企業の営業時間内に行われます。
資格試験を受けるにしても、午前中にスタートするものが非常に多いです。
その時間に頭や体が覚醒しきっていないと、面接でも試験でも力を発揮できません。
わざわざ自分からハンデつけなくてもいいと思うので、せめて11時までには起きる習慣があると安心だと思います。
回復してるのかわからない
「先週は調子がよかったのに、今日は何もできないくらい調子が悪い…」
という日も出てくると思います。
それが普通です。
ストレスや疲労の蓄積で調子を崩した場合、右肩上がりの回復というのは難しいです。
筆者も日によって異なる自分の調子に、結構イライラしたりしてしまっていました…
でも週毎や月毎でふりかえると少しずつ良くなっていっていたので、あまり焦ったり自分を責めなくていいと思いますよ!
焦らずゆっくり、自分を労って過ごしてくださいね。
奨学金の返還猶予制度の申請/傷病手当金/失業手当などの手続き
ここからは「何かをしよう」というエネルギーが少し湧いてくるくらい元気になってからやれることになります。
優先していきたいのが奨学金返還猶予の申請や、傷病手当金などのお金関連の手続きです。
収入が無いと生活できないですが、事情があって働いていない人のために様々な制度があるので、ぜひ活用していきましょう。
奨学金の返還猶予・減額返還はやるべき?
筆者は「手続きがめんどくさい」「多少しんどくても払っておかないと…」と、
奨学金の返還猶予を後回しにしてしまっていました。
しかし有利子の第二種奨学金でも利率は非常に低いですし、固定支出を一時的に抑えられるのはかなり大きいです。
特に精神的に楽になりました。
詳細はこちらでご確認ください↓
傷病手当金について
病気やケガで働けなくなった場合の頼れる収入の柱、傷病手当金です。
働かないということは収入もなくなるので生活できない!となりますが、
休職中もお給料の6割程度の金額が振り込まれますし、条件を満たしていれば退職しても受給できます。
こちらは手続きはそれほど複雑ではないですし、初回の振込までやや時間がかかるので、
できれば前述の心身の回復に専念している期間に、並行して手続きができると一番良いと思います。
詳細はこちら↓
失業手当について
「退職していつでも働ける状態だけど、仕事がすぐには見つからなさそう…」
という時に受給できる失業手当です。
傷病手当金の受給期間が終わってしまったり、受給の要件を満たせなくなったらすぐに手続きを初めましょう。
最初の振込まで時間がかかるので、受給を決心したら早めに離職票をもってハローワークへ行くこと!
詳細はこちら↓
思いっきり好きなことをしてみる
生活の不安を払拭できたら、予算の許す限り自分の好きなことを思いっきりやってみてください。
以下は筆者の実例です。
朝から晩までゲームをする
いきなりアレですけど、一番やりたかったんですよね。
でもすぐ飽きました(笑)言わずもがな長期間これをするのはおすすめできません…
あと体がバキバキになるので、長時間ぶっ通しでやるのは辞めたほうがいいなとなりました。
せめて数時間ごとに画面に向かう必要のない別のタスクを用意しておくと、肩も腰もお尻も安心です。
やっていたゲームはいずれまとめます!
友達と出かける
これ大事です。
仕事を休む・辞めるときの最大のデメリットが収入が無くなることですが、
その次に「社会との接点が無くなる」ことだと思っています。
誰にも会わない生活は気楽ではありますが、
段々と「自分はこの社会から必要とされていないのでは」と考えるようになってきてしまいます。
せっかく仕事から開放されているのに、気持ちがどんどん沈んでいきます。
ここでようやく気づきました。
仕事に行くことで、企業から仕事を与えられてこなすことや職場で他人と会話をして、
自分が社会へ参画している実感を得ていたのです。
働いていない状況では、この実感はかなり得難いです。
そういう経緯から、人と会えるなら会ったほうが良いと思いますし、
色々なところに出かけてみてください。
友達と出かけて過ごすだけでリフレッシュもできるし、もしかしたらやりたいことや仕事にしたいことが見つかるかもしれません。
一緒にいる友達から良い刺激を受けて、何か始めてみようという気持ちにもなれるかもしれません。
これは一人で家にいるだけでは得られないものです。
一日一回少しだけでも外出をする
仕事が無いと外に出る用事が激減するので、気をつけないと一歩も外に出ない生活を送ることになってしまいます。
運動不足にもなりますし、生活リズムを整える意味でも一日一回数時間だけでも外出する習慣をつけましょう。
とは言っても「ただ外に出ること」に慣れていないという場合もあると思いますので、筆者の経験も踏まえていくつかご紹介します。
散歩する
最もスタンダードでお手軽な目的です。長い距離を歩かないのであれば初期投資0!
散歩しているだけなら余計な出費はほぼ無いですし、気分転換にもなるので非常におすすめです。
むしろ財布もスマホも持たずに散歩に行ってしまっても良いと思います。
距離やルートは、近所で好きな景色があるところや自分が無理なく帰ってこれるように設定すると良いでしょう。
最初は2000~3000歩くらい歩くのを目標にするとちょうど良いのではないでしょうか。
慣れてきて物足りなくなったら、徐々に距離を伸ばしてみてOKです。
また、散歩する目的で歩いているだけでも、目の前にある自然や天候に注意を向けることになり、季節感を肌で感じることができます。
筆者も忙しい会社員のときは気づいたら一週間・一ヶ月過ぎているなんてよくあることでしたし、気を抜くと「秋とか存在した?」「いつの間に夏になってたの…」ということも珍しくなかったです。
仕事を休んでいるから、仕事を辞めているからこそ、散歩をゆっくり楽しむことができると思います。
この機会に是非試してみてはいかがでしょうか。
買い物に行く
近年は通販が発達して、自分で買い物に行かなくてもある程度のものを揃えられるようになりました。
しかし近隣に買い物をする場所があるのであれば、なるべく自分で買い物にいくようにしましょう。
前述した散歩に関しては、暑かったり雨が降っていると捗らない場合があります。
そうすると、真夏や雨が続いたら結局外に出る機会を失います。
ですが買いに行かないと困るものがあるなら、多少雨が降っていても暑くても買いに行きます。
自分のことを「何も用事がないと外に出ない」と自覚しているのであれば、あえて自分で買い物に行く習慣をつけましょう。
※近隣で済ませられない買い物は通販も活用してOKです!
カフェに行く
カフェへ行くことは、散歩や買物よりも場所やタイミングを問わず取ることのできる方法です。
- 新作目当てで
- 行ったことが無いけど気になっていたところへ
- いつものメニューで落ち着きたくて
- 友達と行く前に下見がてら
- 勉強やパソコン作業に集中するために
etc…
筆者もカフェへ行くことが大好きで、早起きできたときのご褒美にモーニング狙ってカフェへ行ったりもしていました。
カフェによりますが新聞や雑誌が置いてあるところもありますので、自分で購読していなくても読めるのがメリットですね。
資格の勉強をしてみる
自分を労ることも大切ですが、また社会復帰することを考えたら何かしら準備は始めておきたいですね。
まとまった時間が取れるこのタイミングで、資格の勉強をしておくと自己研鑽や収入アップにも繋がりますし、面接などで話すネタに困らないですよ。
おすすめ資格について
資格については今後詳しく紹介していきます。
何冊か本を読破する
資格のために勉強するのは気が進まない、という場合は本をいくつか読んでみるのも良いと思います。
とりあえず10冊ほど読んでみましょう。
「○ヶ月で○○冊読みました!」
と面接でもネタにできます。自分の知識や教養も増やすことができるので良いことづくめです。
おすすめ本『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
何から読み始めたら良いかわからない、ということもあると思いますので筆者のおすすめ本を紹介いたします。
1冊目はこちら、『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
本当に1日1ページ読むペースだと一年間かかってしまいますが、
時間に余裕があるならもう少しペースを上げて、1日4ページ読めば3ヶ月で読み終わります。
こちらは世界の教養と銘打つだけあって、様々なジャンルの知識を幅広く得ることができます。
自分の興味はどこに向いているんだろう、と迷った時に読んでも指針になりそうですね。
ちなみにこちら好評だったからかシリーズ化しており、人物編・歴史編・現代編などがあり、世界の教養だけではなく日本の教養というバージョンもあります。
この教養365シリーズで興味が湧くものを見つけて、そこから10冊読破するジャンルを選ぶのが始めやすいですね。
就活を始めてみる
企業に雇用されて会社員として働くことそのものが嫌だ、という場合以外はなるべく会社員で働くほうが良いと考えております。
なぜなら、特に難しいことを考えなくても職や収入源を失うリスクが低く、社会経験を得る絶好の場だからです。
上記の準備を済ませて、いつでも働ける・働きたいと積極的に思えるようになったら就活を始めましょう。
休職中であれば、職場復帰に備えた準備をしていくことになると思います。
転職エージェントを利用する
転職サイトの登録をするだけでも求人検索はできますが、自分ひとりでの就職活動は孤独ですし視野も狭まってしまいがちです。
そこでぜひ活用したいのが転職エージェントです。
自分の専任担当者がついてくれて、おすすめの求人の紹介はもちろん、履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイスからしてくれます。
自分では思ってもみなかったマッチ度の高い求人を紹介してくれますので、自分ひとりで進めるより効率が良いですね。
転職エージェントのビジネスモデルは「求人を出す企業に人材を紹介して、採用になれば紹介料が企業から支払われる」という形です。
したがって、求職者のエージェント利用は無料ですので、気軽に登録しましょう。
◆10代~20代の第二新卒・既卒・フリーター・ニートを対象とした就職エージェントはUZUZ
クラウドソーシングサービスで自分のスキルを売ってみる
「とりあえず働き始めたいけど、いきなり就職するのは不安」という場合には、クラウドソーシングサービスを活用するのもアリです。
クラウドワークス/クラウドテック
クラウドワークスは、ライティングや事務系の案件、企業からの案件が多い傾向があります。
もちろん他のジャンルもたくさんあるので、ひとまず登録してみるのはいかがでしょうか。
ちなみにクラウドワークスの関連会社の「ビズアシスタントオンライン(略:ビズアシ)」では、経験次第で在宅ワークを斡旋してくれたりもします。
ビズアシはクラウドワークス経由での派遣会社のような形ですので、クラウドワークスの登録が必要です。
もしエンジニアやデザイナーとしての知識・経験がある場合は、関連会社のクラウドテックでフリーランスとして仕事探しをしてみるのも良いと思います。
ココナラ
ココナラは「スキルのフリマ」と銘打つだけあり、他のクラウドソーシングサービスに比べて個人同士の取引が多い印象です。
募集する側も依頼する側も、サービス利用のハードルがそれほど高くなく感じます。
また事務系だけでなくイラスト作成や動画編集など、クリエイティブ系の案件も多いです。
誰しも「これなら人に提供できる」というものがあるはずです。
ココナラはそんな人のスキルと、それを求める依頼者をつなぐサービスです。
一度どんな案件があるか見てみると結構面白いですよ。
◆ココナラの無料登録
まとめ
- 回復に専念する
- 奨学金の返還猶予制度の申請/傷病手当金/失業手当などの手続き
- 思いっきり好きなことをしてみる
- 一日一回少しだけでも外出をする
- 資格の勉強をしてみる
- 何冊か本を読破する
- 就活を始めてみる
- クラウドソーシングサービスを活用する
自分が今何をすることが必要な段階なのか、本記事を参考にして考えてみてくださいね。
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