こんにちは!
磯瑞ひよりです。
- FPは興味があるけど、仕事しながらでも合格できるんだろうか?
- 取ったほうが良いってよく聞くけど、どんな資格なの?
筆者も数年間上記のような理由で、受験しようという気持ちになかなかなれませんでした。
しかし実際に仕事しながら取得したことで、悩んでいた期間がもったいなかった!と心から思っています。
今回はFPという資格についてと、筆者の合格体験談をご紹介します。
FP技能士という資格について
![](https://i0.wp.com/isohiyodori-fp.com/wp-content/uploads/2021/07/hope-house-press-leather-diary-studio-PJzc7LOt2Ig-unsplash.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
FPという略称ですが、正式には
「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格です。
その中でも3級・2級・1級と分かれており、
筆者が先日合格したのが、FP3級技能士です。
FP3級について
FPとして働きたい、と思うのであれば、
最低でも2級以上は無いと難しいと思います。
ではFP3級を取得することでどんな証明ができるのかというと、
1.FP2級の受験資格があること
2.お金に関する法律の基本的な部分の理解があること
という風に筆者は認識しております。
実は、FP技能士資格を仕事にしたくていきなり2級受けようとしても、
FP3級を取得していなければ、相応の実務経験もしくはAFPの受講証明がない限り受験できません。
仕事で無縁、AFPの受講は難しいという場合に
FP3級の取得が最も始めやすい一歩なのではないでしょうか。
つまりFP3級取得自体は、それほど大きな意味はないです。
でも、できれば全国民に取得してもらいたいくらい非常に有意義な内容でした!
もしFP3級の取得を目指すなら、
自分が生きる上で損をしないためとか、
FP2級の取得を視野に入れるとか、
そういう動機の方にはとってもオススメです!
少し真剣に勉強すれば比較的簡単に取得できますので、悩むくらいなら勉強を始めましょう!!
学習する内容自体は、税理士や社会保険労務士、宅建士などの
あらゆる士業の専門分野を横断的に要点を絞っています。
様々なお金に関わるインフルエンサーが口を揃えて言いますが
「FP3級は高校くらいで必修にしてもいい」
それくらい、普通に生きていても密接に関わってくる内容です。
自分の教養のためにも悩むくらいなら一旦目指してみる、という方が
勉強も続けやすいのではないでしょうか。
仕事をしながらFP3級の勉強
![](https://i0.wp.com/isohiyodori-fp.com/wp-content/uploads/2021/07/paico-oficial-4ikCFHypDGI-unsplash.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
仕事をしながら資格の取得は確かに簡単なことではありません。
ここからは筆者のFP3級合格までの勉強過程をご紹介します。
FP3級は過去問をとにかく解く
筆者は受験した5月の時点では、朝から夕方まで働く派遣社員でした。
その時の勉強についてですが…
実はそんなに真面目に勉強しませんでした。
というのも、FP3級の学習内容が
仕事で当時携わっていた業務とほぼ同じ領域の分野だったからです。
特に社会保険労務や年金の部分ですね。
やったことは
1.テキストをスキマ時間でひたすら読む
2.机に向かえるなら過去問を解く
3.直前期はスキマ時間でも過去問を解く
以上です。
勉強時間はトータルで20時間ほどでしょうか。
実務経験があまり無いという場合は、30~50時間ほどあれば合格が射程圏内になってくると思います。
もちろん業務外の内容もそれなりにありましたので、
一から始める分野は丁寧に取り組みましたが、
理解できているところは問題演習から入っていました。
とにかく過去問を解き続けていました。
もちろん間違えたところはテキストに戻ったり、正解していても理解が怪しいところも復習をしたりですが
途中から「過去問だけやってれば受かるんじゃないか…?」
とすら思うようになりました。
FPの勉強法について調べていると、過去問を中心に勉強するという提案が色々なところで出てくると思います。
実際に受験して合格してみてその理由がわかったのですが、
FP3級の範囲で「全く異なる問題を作問し続けることが難しい」
という事情があるのではないかと筆者は考えています。
学習内容は、お金に関する法律の勉強がほとんどを占めています。
残りは、その知識を前提とした計算問題ですね。
しかも3級なので入門のような位置づけであり、そして「落とす試験」ではないということからも、あまり難しすぎる問題が出てこないようになっています。
ある程度知識があれば、あるいは問題を解くことに抵抗が無ければ
過去問解く→解説読む→過去問解く…
のサイクルをしっかり回していれば、おそらく満点近く取れると思います。
筆者は知識を身につける行為は好きですが
問題を解くという行為が好きではないので、
過去問に割いた時間があまり多くはありませんでした。
結果的に合格はしましたが、得点率は7~8割程度。
6割で合格ですので、不足ではありませんが十分でもないと思っています。
2級の取得も目指しているので
今度は過去問演習を毛嫌いせずに頑張りたいです……!
まとめ
- FP技能士は「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格である
- FP3級の取得の意義は自分が生きる上で損をしないため、もしくはFP2級の受験要件
- 仕事をしながらでもFP3級合格は可能
- FP3級はある程度知識が身についたら過去問を解くと合格に近づく
今後はFP2級の勉強方法などについても発信していきたいと思います。
コメント