仕事や家事、育児などの忙しい日々の中でも、毎日少しずつ勉強を続けることは、資格取得の大きな力になります。筆者は社労士受験に向けて、1日30分だけの短時間集中型勉強を始めました。
短くても毎日継続することで理解が深まり、勉強の習慣化にも成功しました。
この記事では、筆者の独学ルーティンとその効果を具体的に紹介します。
なぜ30分にしたか

社労士試験などの試験範囲が広い資格の勉強は、短距離走というより長距離走的なプランニングが必要です。
短期間では試験範囲の学習を終えられず、かと言って試験直前のモチベーションを約一年間維持し続けることは非現実的です。
そこで、比較的長期間勉強し続けるための計画を立てるにあたり、
- 細切れでもOK
- 毎日取り組むことが最優先
- 短時間でも効率的に
という軸をもとに、「毎日30分」という回答にたどり着きました。
※ここでは独学での学習を想定しています。
具体的なルーティン例

社労士の学習スケジュールは使用するテキストによって異なることが多いですが、一般的にその次の年の8月に受験する、という想定でテキスト発売時期に合わせて計画を変えていきます。
10月~11月 テキストは発売されているけど問題集がまだ発売されていない
この時期はその年に受験していた場合は試験直前期のモチベーションを維持するのが難しく、体力気力を回復するため、かつテキストの発売まで9月いっぱいを休息に充てた結果、学習習慣がリセットされがちです。
また、問題集がまだ発売されていない事が多く、しばらくはインプットだけの日々になります。
- 10~15分 テキストの1パートを読む
- 15~20分 そのパートの過去問を「過去問ランド(Web)」で解く
- 週の終わりに一週間の振り返りをする
どうですか?
これなら重い腰も上げられそうではないですか?
ここでのポイントは
という点です。
上記のスケジュールは、一週間で3つのパートを取り組む計画にしており、順当に行けば丸一日オフを週一回設けたとしても3日余ります。
どうしても予定通り進められない、という日は必ず発生するので、最初から余裕をもったプランニングをしておくとリカバリーもしやすく、モチベーションがあれば先取りで次の週の課題を進めてもOKです!
以下、チェックリストを作っておきましたのでご活用ください!
- 今日の30分勉強を実施した
- 過去問を解いたorテキストを読んだ
- 間違えた箇所を整理・復習した
まとめ
自分の生活リズムに合わせて時間帯を固定し、少しずつでも積み重ねることが大切です。
例えば筆者は入浴後から就寝前の時間帯がもっとも集中できるので、その時間は勉強する!と決めて予定に組み込んでいました。
小さな成功体験を積み重ねることで習慣化していき、次第に勉強が苦にならなくなります。
月が進むごとに随時更新していきます!



コメント